WORKS
ませりさんにお願いして書かせていただいたnoteエッセイ集「あの街」
scripts
脚本コンクールに応募して、落ちちゃったやつ。
執筆完了日:2022年2月
【あらすじ】春休みに閑散とした原宿に降り立ったミミコは、あまりの原宿の廃れぶりに驚愕する。ミミコは驚きながらも、原宿に来た大きな目的の一つであるベリーキャンドル(洋服屋)でのお買い物をしようと歩みを進める。しかし、ベリーキャンドルに到着したミミコの目に飛び込んできたのは、閉店のお知らせという紙だった。落胆するミミコの隣で、同じように膝から崩れ落ちて落胆しているサカキの姿を見つける。サカキは閉店の貼り紙を剥がし、ぐしゃぐしゃに丸めて床に捨てる。それを見たミミコは怒り、ミミコとサカキは揉み合いの喧嘩をする。そこへ警察官のキムラがやってきて、ミミコたちの喧嘩を仲裁する。それからミミコとサカキ、キムラはベリーキャンドル好きという共通点もあり、意気投合し、元の原宿を取り戻すために動きだす。その一方で、新大久保サラムと名乗るインフルエンサー集団は、原宿を完全制圧しようと動き出すも、新大久保サラムのリーダー、トコチャの父がサカキであることがわかり、一時撤退する。新大久保サラムたちは、自分たちよりもSNSのフォロワーが多いミミコに勝つため、原宿制圧と新宿区をカルチャーにおいて一番有名な場所にすることを目標に掲げている新宿文化総本部に助けを求める。新大久保サラムたちに新宿文化総本部の総長シオリは、ミミコたちに決闘を申し込むよう言う。決闘当日、ミミコ達は竹下通りから決闘場までデモ行進を行い、周囲の注目を浴びる作戦を決行し、多くの人を引き連れ、決闘場にたどり着く。肝心の決闘は、元ヤクザだったサカキの凄みによって、ミミコたちの不戦勝となる。ミミコたちは、見物客たちを引き連れ、竹下通りまで再びデモ行進を行い、バスる。ミミコとキムラは、バズったときのお洋服販売の資金を元手に原宿に店を構える。和解したサカキとトコチャは、原宿に向かい、ミミコ達の店を見つける。
執筆完了日:2021年6月
【あらすじ】万年金欠大学生の北原愛は、北海道で行われている大食い大会に出場していた友人の海野舞が、急性胃腸炎になったため、二回戦から代わりに出場することになる。舞のふりをしながら、おいしい北海道名物を次々と平らげ、最終決戦まで来てしまう。そんななか急性胃腸炎と嘘をついていた舞は病院にはおらず、北海道を観光客として楽しんでいた。最終決戦前日、すすきのでホストクラブの前で騒いでいた舞を見かけた番組ディレクターによって、舞の仮病と愛の替え玉出場が明らかになる。舞は出場資格がなくなり、愛は舞への信頼が揺らいでしまう。舞と愛は、ホテルに戻り、一緒に最終決戦の生放送をテレビで見る。舞の大食いとして脚光を浴びることへの悩みと愛の葛藤を打ち明けあう。
執筆完了日:2021年8月
【あらすじ】南野楓花(27)と休日に山登りデートのために、共にロープウェイに乗り込んだ古賀秋人(28)。秋人と楓花は、ぎこちない雰囲気のまま頂上までの15分間をスタートする。徐々に力が抜けた頃、楓花が自社の新製品「惚れたモン」の試作品を秋人に食べてもらう。頂上付近にゴンドラが近づくころ、二人はいい雰囲気になり、秋人の腹と心がいっぱいになる。安全確認のためにゴンドラが急停止し、楓花が秋人の下の名前を呼んだことによって、秋人の恋心が加速し始める。秋人は、楓花に下の名前を呼ばせてくれとお願いする。楓花は、「惚れたモン」を秋人の会社の力で全国区のお菓子にすることを条件に出す。秋人は驚きつつも、検討することを約束する。楓花は一仕事を終えたように、秋人を置いて下山する。一方、秋人は、山の景色をぼーっと見ながら、会社の上司に電話をかける。
★11月 猫多ぷらんつ演劇展『眠いの、ワタシ』(90分くらいで見られます)ゲネver